計算工学ナビ

ものづくりにHPCを活用するための ツールとケーススタディー

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HPCIの活用に関する、ものづくり以外の取り組みを教えてください

 HPCI戦略プログラムは5つの分野にわかれています。分野1から分野5のテーマは次のとおりです。

分野1 予測する生命科学・医療および創薬基盤
分野2 新物質・エネルギー創成
分野3 防災・減災に資する地球変動予測
分野4 次世代ものづくり
分野5 物質と宇宙の起源と構造

 各分野の概要については、下記のページをご覧ください。
 計算科学研究機構 – 計算科学の世界 Kナビゲーション

「次世代ものづくり」の活動を詳しく知りたい

 東京大学生産技術研究所を代表機関とし、(独)日本原子力研究開発機構ならびに(独)宇宙航空研究開発機構の3機関によるネットワーク型組織で、研究開発を進めています。

 スーパーコンピュータ「京」を中核としたHPCIを活用して、ものづくりプロセスの質的・時間的なブレークスルーと革新的技術・製品の早期創出を実現することが目的です。

 具体的には、産業界との連携により、社会基盤・民生機器の抜本的高効率化・小型化・静音化を実現する革新技術創出支援システムの研究開発(プロダクトイノベーション)、未来社会へ向けた価値の創造と製品化プロセスを抜本的に加速する次世代設計システムの研究開発(プロセスイノベーション)、大規模プラントの信頼性を抜本的に向上させる次世代安全性・健全性評価システムの研究開発(安心・安全社会の構築)を実施しています。

 さらに、ここで得られた先導的研究開発課題の成果を広く産業界に利用いただくための諸活動も推進しています。人材育成やアウトリーチ活動を通してHPCの利用拡大を図り、21世紀における我が国のものづくり産業の国際的リーダーシップの飛躍的強化に貢献することを目指しています。

 より詳しい情報は下記のページをご覧ください。
HPCI戦略プログラム分野4 次世代ものづくり

京のことを詳しく知りたいです

 京(けい)はピーク演算性能10.62PFLOPS、メモリ総容量1.26PB(ノード当り16GB)のスーパーコンピュータで、2011年6月と2011年11月に世界最速と認定されました。

 その概要と完成までの経緯は、次の動画で詳しく紹介されています。

 詳しい情報については、下記のサイトを参照してください。

 理化学研究所 – 計算科学研究機構
 富士通 – スーパーコンピュータ「京」

HPCIって何ですか?

 HPCIはHigh Performance Computing Infrastructureの略で、「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ」という公共的なシステムの名称です。
 HPCIは、「京」や東京大学等の全国の9つの大学が保有するスーパーコンピュータや大規模ストーレジシステムをネットワークで結ぶとともに、これらを一つのユーザアカウントにより利用できるようにする新たなシステムとして誕生しました。
 開発の経緯やシステムの概要、将来像などについては、下記のページをご覧ください。

文部科学省 – 革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築について
文部科学省 – HPCI計画推進委員会


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