計算工学ナビ

ものづくりにHPCを活用するための ツールとケーススタディー

サイト内検索

ニュースレターVol.2(2014年冬号)を発行しました

cenav01cover

ニュースレターVol.2が公開されました → ダウンロードページ

目次は次のとおりです。

  1. 「核融合炉の閉じ込め性能を解明するプラズマ乱流シミュレーション」日本原子力研究開発機構
  2. シミュレーションの現場から「ソニー 先端マテリアル研究所」
  3. ソフトウェアライブラリ「PHASE」

PDFで配信中です。

2013年12月10日 「クラウドコンピューティング環境に対応したFrontFlow/blueの設計実務セミナー」開催のお知らせ

■ごあいさつ
東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センターでは、「イノベーション基盤シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクトを通じて開発した、ものづくり高度化のためのシミュレーションソフトウェアや、災害シミュレーションソフトウェア、人体血流シミュレーションソフトウェアなど、工学的設計問題に欠かせないソフトウェアの開発を行い、無料で公開してきました。本年は、その普及をさらに促進するために、各種セミナーを計画しております。

「クラウドコンピューティング環境に対応したFrontFlow/blueの設計実務セミナー」シリーズでは、皆様の研究開発・設計現場でのクラウドコンピューティング環境を利用したFrontFlow/blue(FFB)の実行を想定し、FOCUSスパコンシステム(合計48ノード(576コア)を使用)と会場内PCをリモートで接続し一般企業の利用環境と同様のネットワーク環境を使用します。なお、本セミナーでは、マルチサーバーアクセス支援ツール『CCNV』を利用しますので、FOCUSへの通信の知識は不要です。

今回は、「車体モデル周り空力のLES解析」を題材に扱います。演習では、ノートPCを使用し『Pointwise 17』によるメッシュ生成からFFBでの非定常流れ場解析、『FieldView 14』による大規模解析可視化まで、クラウドコンピューティング環境を利用したCFD設計実務の一連の作業を体験いただくことができます。

また、本セミナーの最後に、ものづくりを支援するCFDの役割とFFB開発の目指す方向について講演いたします。
ご多忙中かと存じますが、万障お繰り合わせの上、この機会に是非ご参加願います。

東京大学生産技術研究所 教授
革新的シミュレーション研究センター長
加藤千幸

■会場案内
場 所 東京大学生産技術研究所 中セミナー室4 (As311,312)
所在地 東京都目黒区駒場4-6-1

■定員
20名

■参加費
無料 (但し、事前登録を要します。)

■主催:東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センター
■協賛:株式会社ヴァイナス、公益財団法人計算科学振興財団(FOCUS)
■協力:みずほ情報総研株式会社

■参加対象者
FrontFlow/blueに関し:
 ・研究や設計業務に適用するため本格的な利用を検討中の方
 ・計算実行において精度と安定性確保に必要なデータ作成と効率的なポスト処理を学びたい方
 ・スパコン上でデータ作成・解析・ポスト処理を一気通貫で実行し実務作業におけるパフォーマンスの大幅な向上を計りたい方
【お申込・ご参加の際のお願い】
 ・1社2名様までのお申し込みとさせて頂きます。
 ・本セミナーではPCを会場にてご用意いたします。PC準備の都合上お席が限られておりますのでお早めに申し込み願います。
 ・お申込多数の場合、PCをお客様お二人で共有いただく場合がございます。予めご了承願います。
■お申込み方法
株式会社ヴァイナスのホームページよりお申込み下さい。
http://www.vinas.com/vinasnews/2013_12_ffb.html

■お問い合わせ
東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センター
所在地 東京都目黒区駒場4-6-1
TEL 03-5452-6661
FAX 03-5452-6662
E-mail office@ciss.iis.u-tokyo.ac.jp
URL http://www.ciss.iis.u-tokyo.ac.jp

■セミナープログラム(講義形式)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9:30‐受付開始

10:00-10:05 挨拶
  株式会社ヴァイナス
  代表取締役 藤川 泰彦
10:05-10:20 FOCUSのご紹介
  公益財団法人 計算科学振興財団
  専務理事 安井 宏
10:20-10:55 流体解析システムFrontFlow/blue及びユーザインターフェースFrontWorkBenchのご紹介
  みずほ情報総研株式会社
  サイエンスソリューション部
  デジタルエンジニアリングチーム マネージャー 山出 吉伸
10:55-11:25 Pointwise・FieldView・CCNVの概要と最新機能
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 澤 芳幸
11:25-11:35  車体モデル周り流れ解析 -本日の演習内容について-
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 部長 福地 健
11:35-12:35 =========== ランチ&ランチオンセッション ===========
  ※昼食は各自でご用意ください。
12:35-13:15 Pointwiseによる車体モデルのメッシュ生成デモンストレーションと生成演習
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 橋本 政典
13:15-13:30 FrontWorkBenchによる流れ解析用入力データ作成
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 西村 香純
13:30-14:00 FrontFlow/blueによる流れ解析の実行
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 西村 香純
14:00-14:25 ===========  休憩およびデモ  ======================
14:25-15:05 FieldViewによる流れ解析結果の可視化
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 桧垣 真也
15:05-15:30 解析結果のポイント説明
  株式会社ヴァイナス
  技術一部 部長 福地 健
15:30-15:50 総合演習・質疑応答
  株式会社ヴァイナス
  みずほ情報総研株式会社
15:50-16:20 クラウドコンピューティング時代の大規模解析を実現するFrontFlow/blue
  東京大学生産技術研究所
  革新的シミュレーション研究センター
  センター長・教授 加藤 千幸

※プログラムは都合により変更となる場合があります。予めご了承願います。
※記載された社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

第4回「分野4 次世代ものづくり」シンポジウムのお知らせ

 第4回「分野4 次世代ものづくり」シンポジウムが、来る2013年12月06日、神戸市にて開催されます。

「京」に代表される最先端スパコンの戦力化が、我が国ものづくりの復権、次世代のものづくりに対して極めて有力な手段であるとの国民的理解が深まりつつあるなか、実際に「京」を利用した成果がどのようなもので、ものづくりの何を革新する可能性があるのかといった点について、解析事例を基にした議論が行われます。

 詳しいプログラム、お申し込みについては、下記のページをご覧ください。

文部科学省 HPCI戦略プログラム
第4回「分野4 次世代ものづくり」シンポジウム

場所 独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構 1F セミナー室
住所 神戸市中央区港島南町7-1-26
定員 120名
参加費 無料 (ただし、懇談会参加希望者は3,000円)

主催 東京大学生産技術研究所
共催 独立行政法人日本原子力研究開発機構、独立行政法人宇宙航空研究開発機構

平成25年度 理化学研究所 計算科学研究機構 一般公開のお知らせ

『2012年9月の本格稼働から1年が経過したスーパーコンピュータ「京」
 はたして、どのような研究成果が生まれているのでしょうか?』

神戸の理化学研究所・計算科学研究機構(AICS)で「京」や様々な研究の成果を目にするチャンスです。施設ツアー(事前申し込み制)に参加すると、京の舞台裏を見学することもできます。

詳しくは次のページをご覧ください。

平成25(2013)年度 計算科学研究機構 一般公開開催のおしらせ

日時: 2013年10月19日(土) 10:00~16:00(入場は15:30まで)
入場料: 無料
場所:計算科学研究機構(兵庫県神戸市・ポートアイランド)

同時に開催される神戸医療産業都市の一般公開の案内はこちらです。


↑前のページ